友人たくやさん(仮名・30代男性)は、娘の運動会に参加するため有休を申請しました。すると職場で思わぬ空気になってしまいます。世代による価値観の違いと、子どもにとって本当に大切なことを実感したエピソードをご紹介します。
変わり始めた職場の空気
その声はほかの社員にも聞こえていたようで、周囲からも「確かに」「今はそういう家庭が多いよね」と共感の声が上がりました。Kは少し気まずそうに「そうか。時代が変わったんだな……」と苦笑いし、それ以上何も言いませんでした。
その後、子どもの行事で休暇を取る社員に嫌味を言うこともなくなり、職場の雰囲気も少し変わったように感じました。
子どもが喜んでくれた一日
運動会当日、娘から「パパが来てくれてうれしかった!」と言われ、その笑顔を見た瞬間、有休を取って本当によかったと思いました。
子どもにとって大切なのは、昔の常識ではなく、成長を見守ってくれる家族がその場にいてくれること。時代とともに働き方や家族の形は変わっても、子どもの喜ぶ気持ちは変わらないのだと実感した出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2022年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。
