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大好きな人や大切なものを否定されるほど、胸が沈む瞬間はありません。怒りを通り越して、ただ悲しみが残ることもあるでしょう。そして、好きな人の言葉ほど心に響くもの。そんな大好きな孫からの反論とは……今回は私のお客様のエピソードをご紹介します。

アポなし訪問

義母は近所に住んでおり、いつもアポなしで我が家へやって来ます。近所の愚痴を一通りこぼし終えると、今度は私へのダメ出しが始まるのが常でした。

「玄関に〇〇を置けって言ったのに、まだ置いてないじゃない」「だから空気がよどんでいるのよ」
風水が趣味の義母は、風水を理由にした批判を毎回繰り返します。私がどれだけ工夫しても「位置がずれてる」「向きが違う」「これじゃ逆効果」と義母の目には“改善すべき点”ばかり映るようでした。

全否定の義母

義母の口出しは、私の趣味にまで及びました。特にドライフラワーに対しては強く、「ドライフラワーは運気を吸い取る」「だから孫は体が弱いんだ」「だから夫婦仲が最悪なんだ」と、根拠のない言葉で否定してくるのです。

しかしそれは決まって私が一人の時だけ。夫や息子の前では優しく温厚な祖母を演じ、息子も祖母が大好きでした。義母の訪問はいつも昼過ぎ。息子が帰宅すると、持参したお菓子を一緒に食べて帰っていきます。

「おやつを食べ過ぎると夕ご飯が食べられないので」と伝えても、「育ち盛りなんだからこれくらい食べなきゃ!」と、ワンホールケーキの半分ほどを息子に与える義母。私の言葉は、義母には届きませんでした。

息子の一言

ある日も義母はアポなしで訪れ、近所の愚痴を終えると、いつものように私への嫌味が始まりました。「まだこんな枯れたものを飾るなんて、家の中に終わったものを溜め込んでるのと同じよ!」大好きなドライフラワーを批判され、怒りを通り越して虚しさが広がる私。

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