履歴が暴いた夫の嘘
そして金曜の夜、また夫から「今日も終電逃した。先に寝てて」と連絡が届きました。知人から聞いた話が頭をよぎり、その日は寝ずに夫の帰りを待ちます。帰宅した夫に近づくと、明らかにお酒の匂いがしたのです。
私は「スマホの交通系ICの履歴、見せて」と告げました。夫は「なんで?」と明らかに動揺しています。渋々開かせると、その日も電車で最寄り駅まで帰っていたうえ、過去に「残業で終電を逃した」と言っていた日も全て電車に乗っていた履歴が出てきたのです。
「終電、ちゃんと乗ってるよね?」と突きつけると、夫は黙り込んでしまいました。
タクシー代の使い道
その後夫を問い詰めると、終電で最寄り駅まで帰ったあと、馴染みのバーへ行って飲み、そこから歩いて帰宅していたことが判明しました。タクシー代として渡していた3千円も、飲み代の穴埋めに使っていたようです。
「だって小遣いじゃ飲み代が足りないから……」と言い訳する夫に、私は「じゃあ飲みに行かなければ足りるね」と一言。夫は何も言い返せず、うなだれていました。
これに懲りたのか、この日以降は定時で帰宅することが増え、反省している様子も見られました。今後は「もう嘘をつかない」という条件で小遣いの増額を検討しています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。
