友人・みきさん(仮名)の実体験です。夫の飲み会が増え、家族で過ごす時間は少しずつ減っていきました。何度伝えても変わらなかった夫ですが、ある朝、幼い娘の何気ない一言で空気が一変します。
夫が気付いたこと
さらに娘は、「前のパパは一緒に絵を描いてくれたのに、最近は帰ってきても寝てるだけだね」と続けました。夫は娘に何も言い返せなくなり、私に「娘にそんなふうに思わせていたんだね」と静かに話してきました。自分が家族との時間を後回しにしていたことに初めて気付いた瞬間だったようです。
家族の時間を取り戻すために
それから夫は飲み会の予定を事前に伝えたり、本当に必要な付き合いかを考えて参加を減らしたりするようになりました。帰宅時間も以前より早くなり、休日は娘と公園へ行ったり、一緒に絵を描いたりと、家族との時間を大切にしてくれています。
大人同士なら言い訳で流してしまうことでも、子どもの純粋な気持ちだけはごまかせません。家族との時間は当たり前にあるものではないことを、夫も私も改めて教えられた忘れられない出来事です。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2023年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。
