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今回は、友人の真美さん(仮名)から聞いたエピソードをご紹介します。結婚を機に正社員を退職し、現在は生活雑貨店で販売のパートとして働く真美さん。ある食事会で仕事の話になった際、雇用形態だけを理由に仕事を軽く見られ、悔しい思いをして……

「誰でもできる仕事でしょう?」と言われた夜

結婚を機に正社員を辞め、今は駅前の生活雑貨店で販売のパートをしています。接客だけではなく、商品の発注や在庫管理、新人スタッフへの指導まで任される毎日で、忙しくも充実していました。

そんなある日、高校時代の友人たちとの食事会で仕事の話になりました。私が販売の仕事をしていると話すと、大手企業で働く由香さん(仮名)が笑いながら「パートの販売員なんて、商品を並べてレジを打つだけでしょう? 誰でもできる(笑)」と言ったのです。

さらに「パートなら責任も少なくて気楽でいいよね」と続けられました。私は「発注や在庫管理、新人教育も担当しているよ」と説明しましたが、「でも正社員ではないんでしょう?」と返され、それ以上は何も言えませんでした。せっかくの再会の場を壊したくなかったからです。

突然の来店

それから数週間後、勤務中に見覚えのある顔がお店へ入ってきました。由香さんでした。会社の上司へ贈る送別品を探しているものの、何を選べばいいのか分からず困っている様子です。

私に気づくと少し気まずそうな表情を浮かべ、「失敗できない贈り物なの。選んでもらえる?」と声をかけてきました。私は仕事ですから、以前のことを持ち出すつもりはありませんでした。

相手の年齢や好み、予算、職場の雰囲気まで丁寧に聞き取り、実用性があり喜ばれそうな商品を提案しました。包装やメッセージカードについても、一つひとつ説明しながら案内しました。

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