今回は、近所に住む真紀さん(仮名)から聞いた、猛暑の日の出来事をご紹介します。電気代を気にする夫は、どれだけ暑くてもエアコンを使おうとしませんでした。ところが、ある日とんでもない事態に……!?
節約より高くついた熱中症
その数日後、近所の男性が熱中症で救急搬送され、数日間入院したと聞きました。ご家族によると、医療費だけでなく、仕事を休んだ影響もあり、予想以上の出費になったそうです。
私は夫に「電気代を節約しても、熱中症で病院に運ばれたら医療費のほうが高くつくよ。それに、健康はお金では買えないから」と話しました。夫は自分が座り込んだ日のことを思い出したのでしょう。何も言い返せず、気まずそうに苦笑いしていました。
無理する節約はやめよう
それ以来、夫は暑い日になると、自分からエアコンをつけるようになりました。以前のように設定温度をめぐって小言を言うこともありません。
ある日、夫はリモコンを手にしながら「節約も大事だけど、無理をする節約は違うな」とぽつり。ようやく家族が感じていた危険を理解してくれたのだと思います。
今では「電気代は節約できても、家族の健康には代えられない」が、わが家の共通認識です。あの日の経験は、暑さを我慢することが節約ではないと、夫婦で考え直すきっかけになりました。
【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。
