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友人ゆかさん(仮名)の毎年恒例の親族の集まりでは、食後の片付けは女性だけがするのが当たり前でした。誰も疑問に思わなかったその空気を変えたのは、一人の高校生の何気ないひと言です。「当たり前」は世代によって変わるのだと実感したエピソードです。

さらに「やることあるなら、みんなでやれば早く終わるじゃん」と笑顔で言い、そのまま何事もなかったように食器を運び続けました。

空気が一気に変わった瞬間

甥の姿を見て、同年代のいとこや若いおじさんたちも「じゃあ俺これ洗うよ」「テーブル拭くね」と自然に立ち上がり、男性陣も次々と片付けへ加わりました。

すると台所では、義母や叔母たちが「こんなに早く終わるなんて初めて!」「毎年こうだったら助かるのに」と笑顔に。食後の片付けはあっという間に終わり、男性も女性も一緒にお茶を飲みながら団らんを楽しめる時間が生まれました。

何気ない一言が常識を変える

あれだけ長年変わらなかった空気を変えたのは、「男だから座っていていいとかあるの?」「みんなでやれば早く終わるじゃん」という、高校生の何気ないひと言でした。

誰かを責めるわけでもなく、ただ素朴な疑問を口にしただけで、その場の「当たり前」は大きく変わりました。世代が変われば常識も変わるのだと、今でも強く印象に残っている出来事です。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2023年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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