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帰宅した夫に相談すると「警察は大げさ。考えすぎ」と一蹴。娘が冗談で「パパの浮気相手だったりして」と言うと、夫の顔が一瞬こわばったのです。その0.01秒を娘たちも私も見逃しませんでした。

救ってくれたのは

夫が入浴中に娘たちと緊急会議。「処置が的確だから看護師だろう」「パパが透析で通ってる病院の人じゃない?」と推理。

入浴後に「やっぱり警察に行く」と私が言うと全力で止める夫。さらに「パパの透析の病院に電話して担当看護師の意見を聞いてみようよ」と娘がかまをかけると、夫は土下座して自白しました。娘たちの推理通り、透析先の看護師と不倫し、家の合鍵を渡していたのです。だから施錠もでき、リモコンやタオルの場所も熟知していたのでした。

私の命を救ったのも、私の家庭を壊したのも同一人物だったのです。もし不倫の真実を別のタイミングで知っていたら、もっと深く傷ついていたかもしれません。けれど、娘たちの名推理や風呂上がりのパンツ姿で土下座する滑稽な夫、そして熱中症の余韻でぼんやりした思考のおかげで、心のダメージは最小限に済んだと感じています。

今は示談も成立し、平穏な日々を送っています。しかし今でも猛暑日になると、あの日の記憶がふとよみがえり、手先が凍るような感覚に襲われるのです。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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