もうすぐ訪れる猛暑。暑すぎる日の車は、窓を開けるより閉め切って冷房を入れた方が快適。閉ざされた車内の涼しさの裏で、灼熱の屋外では一体何が起きているのでしょうか……今回は、私のお客様のエピソードをご紹介します。
帰宅ラッシュ? それとも
ある猛暑の日のことです。私はショッピングモールでの買い物を終え、息子たちと帰宅するため車に乗り込みました。
長時間駐車していた車内は灼熱。窓を閉め切り冷房を18度に設定しましたが、それでも暑い車内。帰宅ラッシュなのか駐車場を出るのも長蛇の列。事故でもあったのかと前方を見つめても状況は分かりませんでした。
窓を叩く不審者
目を凝らして外を見ていると、ひとつの人影が現れ、前方の車の窓をノックしているのが見えました。その人影は次々と移動して私の車へ。
近くで見るその人影は髪も髭もぼさぼさ、服も荷物も汚れていて清潔感はなく、思わず身構えました。息子が「ママ、おじさんが窓こんこんしてるよ」と言うも、「怖い人かもしれないから」と返す私。ハンドルを握る手に力が入るのを感じました。
しかし息子は「幼稚園の先生が、困っている人には『大丈夫?』って言うんだよって言ってたよ」と言いながら、なんと自分で窓を全開にしてしまったのです。
