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保育士として、日々子どもたちの成長を見守っている私の友人・真衣さん(仮名)。やりがいがあり楽しいと感じることも多いですが、決して楽な仕事ではありません。ところがある日、友人のひとりに「保育士って子どもと遊ぶだけで楽そうだよね」と言われてしまい……

ママになった友人のひと言

すると、そのやり取りを聞いていた佳奈(仮名)が口を挟みました。佳奈は数年前にママになった友人です。「いやいやいや! それ、子ども産む前の私も思ってたけど……」思いがけない反応に、その場のみんなが佳奈に注目しました。

彼女は笑いながら、「でもさ、息子が生まれてから考え変わったよ〜」「うちなんて一人でも毎日大変なのに、保育園の先生って何人も見てるじゃん」と話し始めます。さらに、「ケガしないように見てなきゃいけないし、ご飯もお昼寝もトイレもあるし……」「私なんて休日に一日息子といるだけでヘトヘトになるのに〜」と。

私はその話を聞きながら、思わず(そうなんだよね……)と心の中で頷いていました。

理解してくれる人がいること

そして最後に佳奈は「保育士さんには頭が上がらないよ〜」と笑ったのです。その言葉を聞いて、彩花も「あ〜……たしかにね」と苦笑い。さっきまでの軽い雰囲気とは少し違い、親になって初めて分かる大変さもあるのだと納得した様子でした。

私は自分で仕事の大変さを説明するよりも、佳奈の言葉の方がずっと自然に伝わった気がして、とても嬉しくなりました。保育士の仕事を理解してくれる人がいる。そのことがありがたくて、少し救われた気持ちになった出来事です。

【体験者:30代・女性保育士、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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