これは友人の話です。 朝から晩まで仕事、育児、家事に追われる毎日。 気づけば、自分の時間なんてほとんどないまま1日が終わっていたそうです。それなのに夫は、どこかずっと“手伝う側”のままで……。
いつも手伝うスタンスの夫
私は、2人の子どもを育てながら、パートと在宅ワークを掛け持ちしています。 仕事をして、保育園に迎えに行き、夕飯を作り、子どもを寝かしつける。家の中を回しているのは、いつも私でした。
夫にはときどき「ねえ、これお願いしていい?」 そう声をかけながら、なんで私が“お願いする側”なんだろうと思う日々。夫は、ずっと「手伝うよ」という立ち位置でした。気づけば、心の中で何度も「なんで、私ばっかり……」とつぶやいている自分がいたのです。
散らかり放題のリビング
ある日も寝かしつけを終え、ぐったりしながらリビングに戻ると、目に飛び込んできたのはシンクに山積みの食器、床に散らばるおもちゃ、脱ぎっぱなしの服。
「え……これ、そのまま?」と、呆然としたその瞬間。「俺、もう寝るわ」 の一言に思わず、「少しくらいやってくれてもよくない?」と言いかけて、飲み込みました。どうせまた、“お願いする側”になるからです。
「全部じゃなくていいのに」「ひとつでもやってくれたら、それだけで助かるのに」 洗い物をしながら、涙がにじんでいました。
友人たちの言葉
あるとき「このままだと回らないから、ちゃんと分担したい」 限界を感じて、素直に伝えました。でも返ってきたのは「わかった」だけ。
具体的にどうするのかなど、それ以上踏み込もうとすると、夫は黙り込むのです。「向き合ってもらえない」その現実に、少しずつ愛情が乾いていくような感覚に襲われました。
