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メールやLINE、ダイレクトメッセージが主流となった今、手書きの手紙に宿る温かさが改めて心に響きます。しかし、手紙は“映えない”からと断る人もいるようで……。今回は、私のお客様のエピソードをご紹介します。

離婚後の面会日

私は息子が幼い頃に離婚しました。元夫とは数か月に一度の面会があり、その度に息子へ「手紙や工作を持ってきて」と要求してきます。園で作った父の日の作品や「パパだいすき」と書いた手紙をSNSに投稿し、自分を“元妻との息子にも今も愛されてる最高な父親”としてアピールするために。

私はその様子を見て、「こういうところが嫌で離婚したのだ」と心の中で繰り返していました。

高まる要求

息子が幼稚園を卒園すると、父の日の工作はなくなります。すると元夫は「ちゃんと映える工作を作ってから会いに来い」と言い出すようになったのです。

私は渋々応じました。息子も渋々工作を作ります。彼の機嫌を損ね、慰謝料の振込を止められては困るからです。息子の気持ちよりも、生活を守るための苦い選択でした。

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