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友人の今井さん(仮名・30代女性)の実体験です。「うちの妻、最近ちゃんと料理してくれなくてさ」と愚痴をこぼす同僚に、若手社員たちが素朴な疑問をぶつけます。その“今どきすぎる正論”に、思わず周囲もスカッとしてしまった出来事でした。

昼休みの定番トーク

隣の席の山本さん(仮名・40代男性)は、昼休みによく奥さんへの不満を話していました。ある日も、「うちの妻さ、最近“忙しい”って言ってカニクリームコロッケ作ってくれないんだよね」と苦笑い。さらに、「餃子もたまに冷凍だし。子どもにはちゃんとしたごはん食べさせたいじゃん?」と続けました。

最初は軽い冗談かと思っていたものの、聞けば山本さん夫婦は共働き。それなのに育児や家事はほぼ奥さん任せだったそうです。

女性社員たちのモヤモヤ

それをどこか当然のように話す姿に、周囲の女性社員たちはモヤモヤ。ただ、本人に悪気があるのか微妙なラインで、強く言う空気でもありません。そんな中、その日は近くに20代の新入社員たちがいました。

そして1人が素で、「え?! カニクリームコロッケって家で作るんですか?」とびっくりした顔。さらに別の子も、「餃子ってめちゃくちゃ大変ですよね。山本さん、作ったことあります?」と悪気なく質問しました。

若手の“普通の感覚”

流れは止まりません。「買えばいいのに」「パパが作ったっていいですよ」と、次々に率直なコメントが飛び出します。誰も山本さんを責めているわけではなく、“今の感覚”として自然に話しているのが逆に強烈。

山本さんは最初こそ笑っていましたが、だんだん「いや……まあ……」とトーンダウン。最後には「そんな大変なのか……」と、かなりタジタジ。

時代って変わるんだな

そして翌週、山本さんが「この前初めて餃子包んだんだけど、あれ大変なんだな」とぽつり。その言葉を聞いて、周りは「時代ってこうやって変わるんだな」と感じました。

頭ごなしに責められるより、「それ普通に大変ですよね?」という自然な感覚のほうが、人には案外響くのかもしれません。少なくともその日以降、“妻へのダメ出しトーク”はかなり減っっていきました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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