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続けざまに起こる不運に、「どうしてこんなことばかり」と感じた経験はありませんか? 理由はわからなくても、どこか胸騒ぎのようなものに突き動かされる瞬間があります。これは、そんな「見えない導き」のような出来事を体験した私のエピソードです。

出産直後から始まった、体と心の異変

私が第2子の息子を出産した年のことです。2人目ということもあり、どこか無理をしてしまっていたのかもしれません。ある夜、授乳中に突然強いめまいと吐き気に襲われ、そのまま動けなくなり救急車を呼ぶ事態になりました。

検査の結果、大きな異常は見つからず「疲れからくるもの」と診断されましたが、心身ともに限界が近かったのだと思います。あのときから、何か歯車が狂い始めたような感覚がありました。

重なるトラブルと終わらない不運

その後も、不思議なくらい災難が続きました。まず、立て続けに車をぶつけられる事故が2回。特に2回目は正面衝突で、車は廃車になってしまいました。さらに、相手が「自分は悪くない」と主張し続けたことで保険の話し合いが長引き、精神的にも疲弊していきました。

しかし不幸はそれだけでは収まらず、ママ友同士のトラブルに巻き込まれたり、息子の熱が1週間以上下がらなかったりと、まるで悪いことが連鎖しているかのような日々。気づけば、心の余裕はすっかり失われていました。

突然の衝動と、明らかになった事実

そんなある日、ふと「地元に帰らなきゃ」と強く思ったのです。理由はわからないのに、その気持ちだけがはっきりと心に浮かびました。夫に連絡をすると、事情を深く聞くこともなく「いいよ」と背中を押してくれました。

私は急いで子どもたちと荷物をまとめ、電車に飛び乗り、4時間かけて地元へ向かいました。実家に着いて間もなく、「お墓参りに行かなきゃ」という気持ちがまた湧き上がりました。そのことを両親に伝えると、思いもよらない話を聞かされたのです。

数ヶ月前、お墓が何者かに荒らされ、掘り起こされていたというのです。幸い中のものは無事だったものの、金品を狙う墓荒らしの仕業だった可能性があるとのこと。さらに、それが発覚したのはつい最近、叔母が訪れたときだったそうです。

見えない何かに導かれていたのかもしれない

その話を聞いたとき、不思議とすべてが繋がったような気がしました。あれほど続いていた不運と、突然の帰省の衝動。そして、お墓の異変。偶然と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、「気づいてほしい」という何かのサインだったのではないか、と感じたのです。

実際、お墓は地元からも遠く、車で1時間半ほどかかる場所にあるため、なかなか足を運べていませんでした。あのときの直感は、ご先祖様が知らせてくれたものだったのかもしれません。それから私は、遠くても定期的にお墓参りにはちゃんと行くようになりました。

【体験者:20代・接客業、回答時期:2018年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:タカダ ミオ
ファッション専攻の後、アパレル接客の道へ。接客指導やメンターも行っていたアパレル時代の経験を、今度は同じように悩む誰かに届けたいとライターに転身。現在は育児と仕事を両立しながら、長年ファッション業界にいた自身のストーリーや、同年代の同業者、仕事と家庭の両立に頑張るママにインタビューしたエピソードを執筆する。

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