男の子だと思い込んでいた理由
これは私が第一子を妊娠していたときの話です。私には兄がいて、夫には弟がいます。さらに私の父も男兄弟で、周囲を見渡すと男性が多い家系でした。
その影響なのか、いつの間にか第一子は男の子だと完全に信じていたのです。まだ赤ちゃんの性別がわかる前から、なぜかそんな確信のようなものがありました。
旅行先で選んだTシャツ
まだ性別がわからないころ、夫と二人で旅行に出かけたときのことです。旅先のお店で、子どもが生まれたら家族3人でおそろいのTシャツを着ようという話に。
店にはかわいいTシャツが並び、ピンクのハイビスカスのデザインと、青いサーフボードのデザインがありました。性別で色を決める時代じゃないと思いつつも、私は「きっと男の子が生まれるはず」という謎の確信から、青いサーフボードのTシャツを選んだのです。
夢に出てきた小さな女の子
するとその日の夜、不思議な夢を見ました。夢の中で、小さな女の子がそのTシャツを見つめていたのです。青いサーフボードのTシャツを手に取り、「これなの?」と言いたげな、不思議そうな顔をしていました。
なんとなく印象に残る夢ではありましたが、そのときは深く考えることもなく、特に気に留めないまま過ごしていました。
後から気づいた不思議な偶然
そして後日、ついに赤ちゃんの性別が判明。結果は女の子。その瞬間、ふと夢のことを思い出しました。あの夢に出てきた小さな女の子は、もしかすると生まれてくる娘だったのでしょうか。あのとき「それじゃないよ」と教えてくれていたのかもしれません。
もちろん本人に聞いても覚えているわけはありません。それでも、あの夢に出てきた女の子を思い出すと、今でも少し不思議な気持ちになります。ちなみに青いサーフボードのTシャツは、娘が気に入って着ているので結果オーライでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2020年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:Rio.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

