頑固すぎる2歳児との日常
長女4歳、次女2歳の頃、次女は絶賛イヤイヤ期の真っ只中でした。ただし、よく聞く「ご飯の好き嫌い」「着替え拒否」「お風呂に入りたがらない」というタイプではありません。
次女は、自分が興味を持ったことを「絶対にやりたい!!」と、達成するまで一切譲らない、かなり頑固なタイプでした。一度スイッチが入ると、周囲の説得はまったく耳に入らず。親の精神力が毎日試されるような日々でした。
発想が物騒すぎるイヤイヤ
例えばある日は、「自分の鼻水をスプーンでテーブルに塗りたい!」と大泣き。しかも「そのあと自分でティッシュで拭き掃除をしたい」という、謎に丁寧なこだわり付きです。
また別の日には、「パパの歯を全部抜きたい! 絶対に!!」と号泣。理由は一切不明で、シリアルキラーのような発想力に振り回される毎日。
保育園で起きた大騒動
ある朝、保育園に到着するとまたここでも次女のイヤイヤが爆発。その日のおやつが「おからドーナツ」だと知り、「ドーナツは食べたいけど、真ん中の穴は残してほしい」と、物理法則に挑む無理難題を提示されました。
2歳児にはそれが難しいことだと説明するのも難しく、玄関で大泣きする次女を見て先生方が何人も出てきてくれましたが、まったく泣き止まず。私も電車の時間が迫り、内心かなり焦っていました。
4歳児に救われた朝
すると横にいた4歳の長女とそのお友達が、「これはイヤイヤ期で泣いてるんだね」「そうだね、2歳はイヤイヤ期だし仕方ないよね」と、大人顔負けの井戸端会議を開始。その光景に周囲の大人は大笑いしました。
すると次女もつられて泣き止み、「わたし、イヤイヤ期なの……?」と質問。すると4歳児たちは「イヤイヤ期だよ。みんなあるから大丈夫だよ」と即答し、その場は一気に笑顔に包まれました。4歳児に救われ、平和が戻った瞬間でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2021年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:Ryoko.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

