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接客業をしていると、お客様に行う「接客」の難しさに直面することも。そこで今回は、アパレル時代に新人教育や接客指導を行っていた私の「あなたに接客してもらいたい」と思ってもらえる接客方法をご紹介します。

簡単なようで難しい「接客」

私は長年アパレル企業で働いていますが、実は接客されるのが大の苦手。そんな接客されるのが苦手なお客様の気持ちも、接客に行かなければいけない店員さんの気持ちも痛いほどわかる私が編み出した、接客の方法や常連客になってもらうための方法を伝授します。

接客されるお客様の気持ちを考えてみる

まず、接客されるのが苦手という人の多くは「買わされるのではないか」と身構えてしまうからではないでしょうか? 初めて会ったばかりの店員さんに、グイグイ商品を勧められてしまうと引いてしまうという人もいることでしょう。そこで私は自社の製品をさりげなく勧めつつ、リサーチしておいた他のお店の商品も話に登場させ「比較してみてはどうか」と、お客様に「買わなくてもいい」という逃げ道を作ることにしました。

その場限りでない「信頼関係」作りに力を注ぐ

逃げ道があるとお客様はホッとしてお店を出ることができます。これを続けていると、「この人は無理に商品を買わせようとしない」と思ってもらえるので、結果としてリピート率の上昇につながったのです。リピート率が上がった後も同じように、自社製品だけでなく他の店の商品も比較に出すスタンスを崩さず行っていると、「知識が豊富だし、無理に買わせようとしないこの人に接客してもらいたい」と信頼していただけるようになります。即効性はありませんが、お客様とその場だけでない関係性を築くことができ、結果としてお店の常連客となってもらえる確率が上がるのです。

接客の方法に悩んだ時は

もしも今、売り上げを立てなければならない、あるいは接客の行い方に悩んでいる、という人は、ぜひこの方法を真似してみてください。お客様だけでなく、自分自身も「接客」に対する気持ちが軽くなるかもしれません。

【体験者:30代・販売員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Mio.T
ファッション専攻の後、アパレル接客の道へ。接客指導やメンターも行っていたアパレル時代の経験を、今度は同じように悩む誰かに届けたいとライターに転身。現在は育児と仕事を両立しながら、長年ファッション業界にいた自身のストーリーや、同年代の同業者、仕事と家庭の両立に頑張るママにインタビューしたエピソードを執筆する。

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