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受験は試験当日に向けて長い道のりがあります。その途中で、時に投げ出したくなる瞬間も訪れるもの。ある日、泣きながら帰宅した我が子。一緒に塾に戻るとそこには……!? 今回は、私のお客様に聞いたエピソードをご紹介します。

涙の帰宅

昨年、私の娘は受験に向けて毎日のように夏期講習に通っていました。

そんなある日のこと。娘が突然帰宅するや否や泣きながら「受験をやめたい」と訴えてきたのです。時計を見るとまだ授業中。娘は泣きながら早退してきたのでした。

泣き出した理由

涙が落ち着いた後、受験をやめたい理由を尋ねると、娘は「塾で一部の女子からシカトや嫌がらせを受けていること」「その女子たちと第一志望校が同じであること」を打ち明けます。

志望校は夫の希望であり、娘自身の望みではなかったことも判明。塾でも、学校でも彼女たちと顔を合わせる未来を想像するだけで耐えられないと、再び涙を流す娘。私は娘が落ち着くまで抱きしめました。

再び塾へ

私が「受験をやめたい? それとも塾をやめたい?」と問いかけると、娘は「塾はやめたい、志望校は行きたくない」と答えます。そこで「じゃ、塾も志望校も変えよう。受験そのものは今まで頑張ってきたし続けてもいいのでは?」と提案すると、娘は強くうなずきました。

そしてスッキリした表情で「塾に戻る」と言う娘。私は手を握りながら一緒に向かうことにしました。久しぶりに繋いだ娘の手は温かく、大きくなったことを実感しました。

塾に着き、受付で「先ほど早退した〇〇(娘の名前)ですが」と伝えると、「本日は早退者も遅刻者もいません」と言われたのです。

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