今回は、近所の真理子さん(仮名)から聞いた話をご紹介します。新しいマンションに引っ越したばかりの頃、同じ階に住む女性はとても親切で、真理子さんも心強く感じていたそうです。しかしある出来事をきっかけに、その印象は少しずつ変わっていって……
親切な隣人との出会い
今のマンションへ引っ越してきたばかりの頃、隣に住む女性はとても感じの良い人でした。会えば必ず挨拶をしてくれて、宅配便が届いたときには「預かっておきましたよ」と声を掛けてくれることもありました。知らない土地での新生活だったので、私は「親切な人が隣で良かった」と安心していたのです。
知らないはずのことを知っている
数日後、隣人から突然声を掛けられました。「息子さん、最近テストだったのね」私は驚きました。その話をした覚えはありませんし、さらにテストの点数まで知っていたのです。「どうして知ってるんですか?」そう尋ねると、彼女は笑顔のまま「あら、たまたま分かったのよ」と答えました。
それ以来、不思議なことが続きました。「昨日の夕飯、カレーだったでしょう?」「娘さん、風邪治った?」「通販で服買ったのね」どれも話した記憶のないことばかりです。偶然にしては出来すぎていて、私は次第に気味の悪さを感じるようになりました。
