コンビニ弁当やスーパーのお惣菜は美味しいだけでなく、今や栄養価やカロリー計算まで考えられたものがたくさん並んでいます。しかし、コンビニ弁当を批判する人もいるようで……。今回は、私の友人・優香さん(仮名)のエピソードをご紹介します。
父娘二人暮らし
私は幼い頃に母を病気で失い、父と二人で暮らしてきました。父は寡黙でしたが優しく、運動会や授業参観には数分でも顔を出してくれる子ども想いな人。私にとって父は誇りであり、支えそのものでした。
名家へ嫁入り
やがて私は地方の名家に嫁ぎましたが、片親育ちという理由で結婚は反対され、なんとかできた結婚後も激しい嫁いびりに遭いました。
ある年義実家で開催された、父の日のパーティでのこと。義母は「優香さんに家族の味ってあるのかしら? まさかコンビニ弁当とか?」と問いかけました。私は「はい、その通りです」と答えました。すると義母は満足げに「可哀想ね、手作りの温もりも知らないなんて」といびり倒します。
いつものこと、と聞き流していましたが「コンビニ弁当を持たせるなんて最低の親ね」と父を侮辱し始めたのです。義母の矛先が私自身から父へと向けられたとき、胸の奥が強く揺さぶられました。
尊敬する父を侮辱され、怒りと悲しみで涙が溢れそうになったその時。夫が「そういう意味じゃない」と口を挟みました。