【COORDiSNAPライターは見た】女性メディアライターの実録記ー本記事は当メディアの読者の声及びライター体験を元にした実録記です。女性のライフスタイルのリアルをお届けします。
今回は、近所に住む真知子さん(仮名)から聞いたお話です。同じ保育園に子どもを通わせるママ友とは、普段から親しくしていた真知子さん。しかし、何気ない会話で夫の予定を尋ねられることが増え、次第に相手の行動に違和感を覚えるようになりました。

夫の予定ばかり尋ねるママ友

同じ保育園に通うAさんとは、お迎えの時間によく立ち話をしていました。ある日、夫の孝也(仮名)が私の代わりに迎えに行ったのですが、それ以来、Aさんは夫の話ばかりするようになったのです。

「孝也さん、土日は家にいる?」「普段、何時に帰ってくるの?」最初は世間話だと思って答えていました。しかし、夫が帰宅した直後を狙ったように、おかずを持って訪ねてくることが増えたのです。

夫への接し方に募る不信感

玄関先で私が差し入れを受け取ろうとしても、「孝也さんに直接渡したいの」と袋を離しません。夫が顔を出すと、急に声まで変わります。不審に思って予定を教えなくなると、今度は夫に「真知子さん、最近冷たいね」と話していたそうです。

ある晩、夫から見せられたスマホには、Aさんから「奥さん、土曜は仕事なんだって? ご飯作りに行こうか」という個別メッセージが届いていました。

玄関先で青ざめたママ友

夫は「必要ありません。個人的な連絡も控えてください」と返信しました。それなのに土曜の昼、Aさんは鍋を抱えて現れたのです。私が玄関を開けると、「仕事じゃなかったの?」と驚いた表情に。勤務が変わったと伝えると、「孝也さん、私の料理を楽しみにしているから」と言い張りました。

すると夫が奥から出てきて、「頼んでいません。断ったメッセージ、読みましたよね」と一言。Aさんは顔色を変え、「連絡、見せたの?」と小さくつぶやきました。

夫婦で伝えた毅然とした意思

「妻に隠すようなやり取りはしません」と夫が告げました。私も「留守を狙って来られるのは困ります。差し入れも、もう受け取れません」と伝えました。Aさんは鍋を抱え直し、「迷惑をかけてすみませんでした」と頭を下げて帰っていきました。

それ以降、個別の連絡も突然の訪問もありません。園の連絡は保護者グループだけにすると夫婦で決めました。インターホンが鳴るたびに身構えていた日々が終わり、ようやく安心して過ごせるようになりました。

夫婦で状況を共有し、はっきり断ったことで、行き過ぎた訪問に区切りをつけることができた今回の出来事。違和感を1人で抱え込まず、夫に話せたことが解決につながったと思っています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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