義実家での食卓で、友人のかおりさん(仮名)に起きた出来事。おいしそうなお肉を前に、なぜか私のお皿だけ野菜だらけ。そんなすき焼きの席で起きた、夫のナイスなひと言とは……
豪華なすき焼きパーティー
ある日の休日、夫と義実家を訪れると、義姉夫婦も集まっており、みんなですき焼きを囲むことになりました。
義母は「今日は奮発したのよ!」と上機嫌で、食卓にはおいしそうなお肉が並んでいました。
義母のあからさまな差別
食事が始まると、義母は夫や義姉のお皿に次々とお肉を取り分けていきます。一方、私のお皿には野菜ばかり。「かおりさんは野菜もしっかり食べなきゃ」と、笑いながら言ってきました。
遠慮しているわけでもないのに、なかなかお肉を食べられず、私は苦笑いするしかありませんでした。
ようやく私のお皿にもお肉が!
すると、夫が私のお皿を見て「かおり、全然お肉食べてないじゃん。こっちのお肉も食べなよ!」と、自分のお皿からお肉を取り分けてくれました。さらに、「母さん、かおりにもお肉を取ってあげてよ。せっかくみんなで食べてるんだからさ」と明るく声をかけてくれたのです。
義母も「あら、そうね。気づかなかったわ」と言い、私のお皿にお肉を取り分けてくれました。
夫のひと言が効いた?
その後は義姉も「かおりちゃん、これおいしいよ!」と声をかけてくれ、みんなで和やかにすき焼きを楽しみました。
夫がさりげなく気遣ってくれたおかげで、嫌な雰囲気にならずに済み、私は心の中で「気づいてくれてありがとう」と感謝しました。
次に義実家で食事をしたときは、私のお皿にもお肉がたっぷり! どうやら夫のひと言が、義母にもしっかり届いたようでした。
【体験者:30代・会社員、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:中條みき
医療事務として7年間勤務。患者さんに日々向き合う中で、今度は言葉で人々を元気づけたいと出版社に転職。悩んでいた時に、ある記事に救われたことをきっかけに、「誰かの心に響く文章を書きたい」とライターの道へ進む。専門分野は、インタビューや旅、食、ファッション。

