「その辺は妻に任せているので」
娘の保育園の個人面談に、珍しく夫婦そろって参加した日のことです。先生から「おうちではどんな遊びをしていますか?」と聞かれた夫は、「何してたっけ?」と私の顔をチラリ。着替えの準備についても「妻に任せているので」と即答。帰り道、「もう少し娘のことを把握してほしい」と伝えると、「母親がちゃんとやってるんだからいいだろ」と笑う夫。
共働きなのに、家事も育児も私がやって当然という態度に、怒りを通り越して悲しくなりました。
もう一緒に暮らすのは無理!
ある夜、娘を寝かしつけ、山積みの食器を洗っていると「明日、俺の弁当も作って」と夫。「少しは家事をやってよ」と頼んでも、「俺だって疲れてる」と不機嫌になるだけ……ついに限界を迎え、「娘としばらく別居したい」と告げました。すると「ごめん! 俺、変わるから!」と突然謝罪。翌日から食器洗いや娘のお風呂まで担当し、「疲れてるだろ?」と気遣うようになりました。
「ようやく分かってくれたのかな」と、少し期待していたのですが……
義妹が漏らした「夫の本音」に絶句
ある日、仲のいい義妹とランチへ。「最近、夫が急に家事をするようになったんだよね」と話すと、「ああ! 嫁が出ていったら家事も生活費も全部自分で負担するから困るって言ってたよ!」と義妹からまさかの一言!
「えっ……?」固まる私を見て、義妹は慌てて謝りました。私の大変さを理解したんじゃなくて、自分が困るから……? そう思った瞬間、夫への期待が一気にしぼんでいきました。
数日やっただけで帳消しになると思ってる?
その夜、夫を問いただすと「そりゃ困るよ! でも変わろうとしてるだろ?」と反論。 何も反省していないなと感じた私は後日、娘を連れて実家へ行くことにしました。
予定どおり別居がスタート。夫からは今も「家事を続けるから戻ってきて」と連絡が来ます。でも、戻ったらまた元どおりになるかもしれない。今は距離を置いて、しばらくしたら本当に変わったのか見極めたいと思っています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。

