家事“やってる”気取り夫
我が家は、夫がフリーランスで在宅勤務、私が平日、会社勤めをしています。夫は食器洗いやゴミ出し、子どもの送り迎えなどをしてくれていて、家事を分担しているつもりのようです。
確かに助かっている部分もあります。でも、子どもの保育園の準備や食事、予防接種や行事の把握、体調を崩したときの受診など、子ども3人の生活を管理しているのはほとんど私。
子どもが熱を出した時も、夫は私に電話をかけてきて、「どうするか決まったら連絡して」とまるで他人事のような態度でした。
「おむつ買うくらい簡単じゃん」
ある日、仕事帰りにおむつを買って帰ると、夫にこう言われました。「夜は忙しいんだから、少しでも早く帰ってこいよ。おむつなんていつでも買えるだろ!」思わずイラッとした私は、「じゃあ自分がやってよ」と返しました。
すると夫は、「おむつ買ってくるくらい簡単じゃん」と言ったのです。
妻の反撃に黙る夫
そこで私は、「違う。私がしてほしいのは、ただおむつを買ってくることじゃない」と返しました。「おむつがあと何枚あるか把握して、なくなる前に買う。そういう管理をやってほしいの。おむつだけじゃなくて、保育園の持ち物、行事とか、子どもの体調も。私はただ『やること』だけじゃなくて、『何をやらなきゃいけないか』を毎日考えてるの」
すると夫は黙り込みました。
大変なのは「管理すること」
家事は、言われたことをやるだけではありません。「何を優先してやらなければならないか、どの順番でやるべきか」を考える人がいて、初めて家庭は回っているのです。
確かに家事の1つ1つは簡単に感じる人もいるかもしれませんが、家庭が回るようにそれを管理するのは意外と大変だということを、声を大にして言いたいと思います。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。

