洗濯が大変な我が家
我が家は2人目の子どもが生まれたばかりです。私が育休中ということもあり、家事はほとんど私がしています。休みでも赤ちゃんが家にいると家事が大変で、特に苦労しているのが洗濯です。
赤ちゃんの小さい洗い物が大量に出るうえに、我が家は日当たりが悪いため、なかなか乾きません。
乾燥機の購入を提案するも却下
そこで私は、今の洗濯機が古くなっていたこともあり、乾燥機能付きのドラム式に買い替えないか夫に相談することにしました。すると「え〜。ドラム式って高いじゃん。今の洗濯機もまだ使えるし」とあっさり却下する夫。
私が「でも赤ちゃんの洗濯物が毎日大量に出て、乾くのにも時間がかかるのよ」というと、半笑いで
「いや、ちょっと干せばいいだけじゃん」と返してきました。
自分は洗濯なんてほとんどしないくせにとモヤモヤする私。ただ、それ以上言い返せず、その場で引き下がりました。
妻が寝込み、夫が洗濯をすることに
それからしばらく経ったある日、私は体調を崩し、高熱が出てしまいました。なんとか子どもたちの世話をし、寝かしつけましたが、その時にはもうフラフラに。洗濯にまで手がまわらず、仕事から帰ってきた夫に「子どものものだけ洗濯してくれない?」というと、「あ〜……はい」と若干不服そうに洗濯機のほうへと行きました。
しばらくして洗濯が終わり、干し始める夫。最初は黙って干していましたが、赤ちゃんの肌着やガーゼなどが大量にあり、ちまちまとした作業が続きます。次第に夫は「まだあるの……?」とブツブツ言うように。
結局、慣れていないこともあり、洗濯を干すだけで20分以上もかかってしまっていました。
「ちょっと干すだけじゃない」
翌日、私はすっかり熱が下がり回復。すると、朝起きてきた夫が急に「ドラム式、買うか」と言ってきました。驚いて「どうしたの? 」と尋ねると、「う〜ん、昨日やってみて、『ちょっと干すだけ』じゃないなと思って……」と。
自分が実際にやってみたことで、意外な大変さに気づいた様子の夫。ようやく私の日々の苦労が伝わったようで、少しだけモヤモヤが晴れたのでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。

