子どもの看病のため休みたいと伝えると
私の小学生の息子がインフルエンザにかかり、5日間出席停止となってしまった時のこと。息子の看病のため、私も仕事を休むことに。職場へ電話連絡をすると、電話に出た同僚の前田さん(仮名)が「連休を取るつもり? 3日目くらいから出勤できないの?」と文句を言い始めました。
私が無理だと答えると、「小学生だったら家で寝かしておけばいいのよ」と前田さんは不満そう。「体調の急変や異常行動なども心配なので、家で看ていたいんです」と私は伝えますが、電話口で前田さんはうなっていました。
休み明けに嫌味を言われ
私はそのまま譲ることなく、休みを取りました。休み明けに出勤すると、前田さんは怒った様子で話しかけてきます。
「あなたが1週間も休んだせいで、私は残業続きだったんだけど。あなたは家でゆっくり休めたでしょ? 子どもを理由にすれば休めるなんて、子持ち様はいいわね」と言われてしまいました。
上司がフォローしてくれて
そこへ課長がやってきて「お子さんは良くなった? 大変だったわね」と声をかけてくれました。さらに「前田さん、仕事の配分が悪かったのは私の責任でもあるわ。でも情報共有がなかったから知らなかったの、ごめんなさいね」と話していました。
そして「仕事は他の人に任せることができるけど、子どもの母親は一人だけなんだから。体調不良の子どもがいたら、家にいても気が休まらないわよね。あなたもゆっくり休んでね」と言ってくれました。
普段からコミュニケーション
うつむく前田さんには、課長は「さっきの言い方は良くないと思うわよ。気を付けてね」と伝えていました。その後、誰かが休む場合はすぐに進捗状況などを共有し、負担が偏らないよう気を付けるようになりました。
時間や気持ちの余裕がないと、言い方がきつくなってしまいがち。普段から無理しすぎず、適度に周りを頼るようにしようと思いました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:伊村 えりか
薬剤師歴12年。就業を通じて多くの人生や、悩み、奇跡などに直面し、それらを伝えるべく執筆活動を開始。職場や同世代の女性との会話をもとに、医療現場の裏側から家族の「あるある」まで、多岐にわたるテーマで執筆を手がける。子育てサイトのアンバサダーを務め、身近な視点を活かしたコラムを執筆中。

