七五三の相談をすると
私は3歳の娘を育てています。9月に入り娘の七五三の時期が近づいてきたため、夫に「七五三の写真、どこで撮ろうか? せっかくだから着物を着て、神社にもお参りに行きたいな」と相談しました。
すると夫は「えー、着物に着替えるのは面倒くさいし、お金もかかるよね」と文句を言い始めたのです。
合成写真だけでいいでしょ
夫はさらに「今どき、着替えなくてもAIで合成すればいいじゃん。神社に行く意味も分からない。神様とか信じているの?」と言います。
私があきれて絶句していると、「そもそも小さい時のイベントなんて記憶に残らないんだから、写真だけでいいでしょ」とだるそうに言うのでした。
あなたの推し活だって
そこで私が反撃に出ました。「でもあなただって、推しアイドルのライブへ行く時に、わざわざライブTシャツを着るよね?」と聞いてみたのです。すると夫は「もちろん! その日のために用意した服だから」とウキウキで答えます。
さらに私が「こないだ推しの聖地まで行っていたよね? 遠いところまで、そのTシャツを着て」と言うと、「そりゃあ行くことに意味が……」と夫は答えかけ、ハッと気づいた様子。
しっかりと記憶に残したい
「七五三だって、お参りに行くことに意味があるんだよ。着物を着るのだって、ちゃんとした理由がある」と私が言うと、夫は「その通りだな……」と気まずそう。
さらに私は「小さい頃の記憶って意外と残っているものだよ。だから写真の記録だけじゃなくて、思い出をしっかり残さないとね」と言っておきました。その後、七五三の日程決めや衣装選びなどは大変ですが、家族で話し合いながら進めています。
イベント関係は形式的に行うのではなく、意味を理解して楽しみたいものです。そして「記録」ではなく『記憶に残す』ことの大切さに気付かされました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:伊村 えりか
薬剤師歴12年。就業を通じて多くの人生や、悩み、奇跡などに直面し、それらを伝えるべく執筆活動を開始。職場や同世代の女性との会話をもとに、医療現場の裏側から家族の「あるある」まで、多岐にわたるテーマで執筆を手がける。子育てサイトのアンバサダーを務め、身近な視点を活かしたコラムを執筆中。

