最近は子育てに協力的なパパが増えてきたようです。しかし外ではイクメンぶっていても、家では全然育児をしない男性がいるのも事実。私の夫もそんな感じですが、思わぬところでボロが出てしまい……今回は、筆者自身のエピソードをご紹介します。

運動会に張り切るパパ

私は4歳の息子を育てています。夫は仕事が忙しく、普段は子育てにほとんど参加していない状態でした。

息子の幼稚園の運動会が近づいてきた、ある日のこと。突然、夫が「運動会って親子競技があるよね? 何の競技?」と張り切った様子で聞いてきます。私が「今年は二人三脚だよ」と言って運動会のプログラムを見せると「息子ってどのクラスだっけ?」とあきれる発言をしていました。

パパを見て泣く息子

そして運動会当日。夫は気合いたっぷりの服装で会場へ。いよいよ親子競技の前になり、参加する保護者が呼ばれたので、夫はやる気満々で息子のところへ向かいました。

しかし息子は「なんでパパなの? ママがいい」と言って泣き出してしまったようです。これには幼稚園の先生たちも困惑。先生たちが息子をなだめてくれますが、一向に泣き止みません。

聞こえるように文句を言うが

結局私が呼ばれて、競技に参加することに。夫は「何でだよ」とキレ気味で応援席へ戻ります。私たちは最下位でゴールしましたが、なぜか息子はうれしそうでした。

家に帰ってから夫が「あーあ。俺だったら余裕で一位になれたのに」と息子に聞こえるように言いながらふてくされていました。そんな姿を見た私は情けなくなり、「二人三脚だから息子のペースに合わせるでしょ」と言い返しました。

来年に向けて

そして「普段は息子と関わりが薄いのに、こう言う時だけ良い顔をしようとしても難しいよね」とビシッと言っておきました。それを聞いて、夫はかなりショックを受けている様子でした。その後は少しずつ子育てに参加するようになり、親子で特訓して来年の運動会で活躍するんだと意気込んでいます。

子どもは正直なので、ごまかしが効きません。きっかけが何であれ、育児に協力的になってくれたことがうれしいです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:伊村 えりか
薬剤師歴12年。就業を通じて多くの人生や、悩み、奇跡などに直面し、それらを伝えるべく執筆活動を開始。職場や同世代の女性との会話をもとに、医療現場の裏側から家族の「あるある」まで、多岐にわたるテーマで執筆を手がける。子育てサイトのアンバサダーを務め、身近な視点を活かしたコラムを執筆中。

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