久しぶりの飲み会
3歳と1歳の息子の育児に追われ、自分の時間がほとんど取れない毎日。疲れが抜けないまま過ごしていた私に、夫が珍しく「今日は俺が子どもを見てるから、ゆっくりしてきなよ」と声をかけてくれたのです。
少し心配はあったものの夫の言葉に甘え、久しぶりにママ友との飲み会へ出かけることにしました。
届いた1枚の写真
急に声をかけたため参加できないママ友もいましたが、何人かが集まってくれました。子どもの話や近況で盛り上がり、ゆっくり食事を楽しめる時間は本当に久しぶりです。
楽しんでいた時に、参加できなかったママ友から1通のLINEが届きます。「今日、子どもたちは旦那さんが見てくれるって言ってなかった?」という文面に添えられた写真には、なんと別の居酒屋でビールを飲む夫の姿が。
しかし、どこを見ても子どもたちの姿は見当たりません。「まさか、家に置いてきたのでは……」と不安でいっぱいになった私は、店を飛び出し、急いで自宅へ向かったのです。
子どもたちの行方
息を切らして玄関を開けると、リビングには子どもたちと遊ぶ義母の姿がありました。立ち尽くす私に、義母は「息抜きに飲み会へ行くのも大事だけど、あの子は急に仕事が入ったって言って、慌てて私に電話をかけてきたのよ」と少し棘のある口調で言います。
まるで私が子どもたちを置いて飲み会へ出かけたかのような言い方に、違和感を覚えずにはいられませんでした。
義母に叱られた夫
そこへ、ちょうど帰宅した夫。問い詰めると「別に子どもたちは楽しんでたんだからいいだろ」と開き直ります。しかし、夫が飲みに行っていたことを知った義母は「あんた、急な仕事だと言うから引き受けたのに、私にまで嘘をついたの?」と声を荒らげました。
さらに「奥さんを休ませるふりをして、自分も遊びに行くなんて情けない」と厳しく叱られた夫。言い返すこともできず、私と義母に謝ることになったのです。母親にたっぷりとお説教された夫は、この日以来、以前よりさらに積極的に育児に協力してくれるようになりました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

