子どもとごはんを奪い合う夫
我が家には夫と小学生の男子2人がいます。育ち盛りの子どもたちはよく食べますが、それ以上によく食べるのが夫。毎日おかずを奪い合って食べており、子どもが食べ足りなさそうにしている日もあるのでした。
私としては食費がどんどん上がっているのが気がかりです。節約にも限界があるため、「最近、食べすぎじゃない? 家族みんなで分け合えるように、少し配慮してもらえると助かるんだけど。もっと子どもたちに譲ってあげて」と夫に言ってみました。すると夫は「今は食欲の秋なんだから、たくさん食べさせてよ」と不満そう。
季節ごとに言い訳する
「じゃあ冬になったら、食べる量を控えてくれる?」と聞くと、「そうするよ」と軽い返事。しかし私は、昨年も同じ会話をしたことを覚えていました。
呆れつつも「昨年も『冬は体温を維持するため』『春は新生活だから気合を入れるため』『夏は精をつけるため』とか言って、何も変わってないじゃない」と伝えました。
だったら自分で用意して
「いや、でも体が資本だし。元気な体で働いて、家族に食わせてやってるんだよ」と言う夫に対し、「働いてくれているのは感謝しているけれど、子どもたちの分まで奪って食べてるのに、食わせてるって言われても……」と私は困惑。
ついに「季節とか関係なく、とにかくたくさん食べたいだけだよね? そんなに食べたいなら、自分で料理するか、何か買ってきてくれる? 食費の予算もあるから、プラスアルファの分は自分のお小遣いでお願いね」と言い放ちました。
ルール決めが大切
その日以降、夫はお小遣いの範囲内でお惣菜や季節の食材を買ってくるようになりました。「自分で買ったものは特においしい」と満足そうです。「これ美味いぞ」と子どもに分けてあげることも増え、以前よりも和やかな食卓となった気がします。
食欲旺盛な夫には感情論で訴えるより、『食べたいなら自分のお小遣いで足す』という明確なルールを決めるのが解決への近道だと気づいた出来事でした。
【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:伊村 えりか
薬剤師歴12年。就業を通じて多くの人生や、悩み、奇跡などに直面し、それらを伝えるべく執筆活動を開始。職場や同世代の女性との会話をもとに、医療現場の裏側から家族の「あるある」まで、多岐にわたるテーマで執筆を手がける。子育てサイトのアンバサダーを務め、身近な視点を活かしたコラムを執筆中。

