これは、知人の前田さん(仮名)から聞いた話です。前田さんは妊娠中でしたが、仲のいい同期に誘われて会社主催の親睦会に参加しました。お酒は控えてソフトドリンクで食事を楽しんでいたところ、酔った部長から「酒も飲めないのに会社の金がもったいない」と言われてしまい……
同期の反撃
すると、隣に座っていた同期が「部長、それ本気で言ってます?」と口を挟みました。同期は「部長こそ、毎回二次会、三次会まで行って、その領収書を会社に回していますよね。私、全部見ていますよ」とにっこり笑います。
そして「それこそ、会社のお金の無駄遣いじゃないですか?」と続けました。実は同期は経理部に所属しており、会社の経費の内訳などに詳しかったのです。
酔いが覚めた部長
同期の言葉に、一気に青ざめた部長。すると、周りの社員たちが「部長、一本取られましたね!」と笑い、その場は和やかな雰囲気に戻りました。部長も「ははは……本当だ」と苦笑いし、先ほどまでの勢いが嘘のように何も言い返せなくなっていました。
飲み会の帰り、部長は「さっきはすまん」と謝ってくれました。酔った勢いで放った余計な一言が、まさか反撃されるとは思ってもいなかったのでしょう。自分のことを棚に上げて人を責めると、思わぬところでしっぺ返しを受けるものなのかもしれません。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。
