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これは友人の話です。帰省中、夫の親族が集まる席で、子供について立て続けに質問された友人。あまりにも無遠慮な態度に耐えかね、相手にも同じくらい踏み込んだ質問を返すことに。すると男性の口から飛び出したのは、耳を疑うような言葉だったそうです。

「では、結婚できなかった理由は?」

これ以上は黙っていられないと思った私は、あえて同じくらい踏み込んで尋ねました。「では、あなたが今まで結婚できなかった理由は何ですか?」男性は一瞬言葉に詰まり、少し目をそらしました。

しかし、すぐに得意げな表情を浮かべ、「うーん、俺に合う理想の女性に出会えなかっただけ。妥協したくないからね」と答えたのです。その言葉を聞いた瞬間、私は思わず絶句。

黙り込ませた、義母の痛烈な一言

すると、そばで話を聞いていた義母が「自分の理想にはこだわるのに、人の事情にはそこまでズカズカ踏み込むなんて、都合が良すぎませんか」と、ピシャリ。男性は、気まずそうに黙り込みました。

その隙に義母は「こっち、こっち」と私を男性から引き離し、「何も事情を知らない人に、あれこれ言われたくないわよね」と肩を持ってくれたのです。不妊治療を頑張っていた私の事情を知っていた義母。その心遣いに、張り詰めていた気持ちが少しだけほどけました。

知りたい気持ちがあっても、踏み込んでよい領域には限度があります。質問への反応には、その人自身の思いやりや価値観が表れるのかもしれないと感じた出来事でした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。

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