夫の提案でたこ焼きパーティー
我が家の夫は関西出身ということもあり、たこ焼きが大好きです。その影響か、子どもたちもたこ焼きが好きで、我が家では何かにつけてよくたこ焼きパーティーをします。
私もたこ焼きは好きなのですが、準備がけっこう大変。生地を作ったり、キャベツやタコを刻んだり、天かすや鰹節、ソースなどを用意したりと、やることはたくさんあります。
そんなある日、夫が突然、「今夜はたこ焼きするぞ!」と言い出しました。子どもたちは大喜びで、私もその時は「いいね」と快諾しました。
大忙しの妻と大イビキの夫
ところが、問題はその後でした。たこ焼きに必要なものを買い揃えるため、私は子ども3人を連れてスーパーへ。「お菓子買って!」「ジュースもほしい!」と騒いだかと思えば、誰がカートに乗るかで兄弟げんかまで始まり、買い物だけですっかり疲れてしまいました。
ようやく家に帰ると、夫はリビングのソファで大イビキ。私はその後も子どもたちの相手をしながら、買ったものを冷蔵庫に入れたり、洗濯をしたりと大忙しでした。
夫への息子の正論
そして午後4時ごろ、夫は目を覚ますと、「じゃあ、たこ焼きするか」と一言。私が「え? もう?」と言うと、夫は「するって言ってただろ! なんでそんなにやる気ねぇの?」と、なぜか不機嫌になりました。
さらに夫は、「じゃあ、準備できたら呼んで」と言い残し、自分の部屋へ行こうとしたのです。その瞬間、長男が、「え〜! たこ焼きするって言ったのパパなんだから、パパが準備してよ!」と大ブーイング。さらに「僕たちとママ、買い物してきたんだから、今度はパパの番でしょ」と続けました。
準備もみんなで
反論できない夫は、渋々リビングへ戻ってきて、ぶつぶつ言いながらキャベツを刻み始めました。子どもの純粋な言葉にハッとさせられたのか、ようやく自分で準備を始めたのでした。
家族で楽しむたこ焼きパーティーなら、準備もみんなで協力したいものです。子どもたちのおかげで、最後はみんなでワイワイ楽しくたこ焼きを作ることができました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。

