これは、近所に住む知人の真紀さん(仮名)が体験した話です。共働きなのに、いつの間にか毎日の夕食作りは真紀さんの役目に。疲れている日に夫へちょっとしたお願いをしたところ、思いがけない言葉を返されてしまいます。夫のそのひと言をきっかけに、真紀さんはある行動に出ることにしました。
共働きなのに夕食作りはいつも私
私は夫と2人で暮らしています。夫も私も会社員で、平日の帰宅時間はほとんど変わりません。それなのに、なぜか夕食を作るのはいつも私でした。
私がキッチンに立っている間、夫はソファに座ってスマホを見ています。料理ができれば当たり前のように食卓につき、食べ終わった後は食器を置いたまま再びソファへ。そんな毎日が続いていました。
ある日、残業でいつも以上に疲れて帰宅した私は、それでも夕食を作りました。ただ、さすがに片付けまでやる元気がありません。そこで「今日は疲れたから、お皿だけ洗ってくれない?」と夫に頼んでみました。
すると夫から返ってきたのは、「作った人が最後まで片付ければいいじゃん」という言葉。思わず「えっ」と声が出そうになりました。
「俺は作ってくれなんて頼んでないよ」
「私も仕事して帰ってきたばかりだよ」と言ってみましたが、夫はスマホを見ながら「料理は好きでやってるんでしょ? 俺は作ってくれなんて頼んでないよ」と返してきました。
確かに料理は嫌いではありません。でも、仕事から帰って毎日献立を考え、料理を作り、さらに後片付けまでするのは別の話です。しかも夫は、「食べる物くらい自分でどうにかできるし」とまで言います。
その瞬間、私の中で何かがスッと冷めました。怒鳴ったり言い争ったりする気にもなりません。「そう。じゃあ明日からそうしてね」とだけ返しました。夫は私が本気だとは思っていなかったのでしょう。「はいはい」と笑いながら、またスマホに目を戻していました。
