今回は友人から聞いたエピソードをご紹介します。家事も育児も妻任せで、自分の予定を優先してきた夫。妻が高熱で助けを求めても突き放したのに、自分が仕事で追い詰められると「夫婦なんだから支えて」と都合よく訴えてきて……
「今日、出かけるからよろしく」
夫は昔から、家族より自分の予定を優先する人でした。休日も相談なく友人との約束を入れ、「あとのことよろしく」と出かけてしまいます。娘の世話、保育園の予定管理、買い物、家事。家を回すのはいつも私でした。
ある日、熱を出して起き上がれなくなった私は、「娘のお風呂と寝かしつけをお願いできない?」と頼みました。ところが夫は、露骨に面倒そうな顔で「俺だって仕事で疲れてるんだけど」とため息をついたのです。
「俺に頼りすぎじゃない?」
後日、「もう少し家のことを一緒にやってほしい」と伝えると、夫は不満そうに眉をひそめました。「自分のことくらい、自分で何とかしてよ」私は思わず耳を疑いました。
自分の世話を頼んでいるのではありません。けれど夫にとって、それらはすべて「私の仕事」なのでしょう。期待するたびに傷つくことに疲れ、ついに夫を頼るのをやめました。
