世の中には様々な恐怖で溢れています。変質者や誘拐といった事件の恐怖はもちろん、自動車や自転車による事故の恐怖。そして見えるはずのない「幽霊」の恐怖……もし娘が幽霊の恐怖を訴えてきたら……今回は私のお客様のエピソードをご紹介します。
恐怖の通学路
私の娘は小学校に通う一年生です。ある日突然、登校を拒むようになりました。理由を聞くと、「通学路にベビーカーを押す不気味な女の人の幽霊がいて怖い」と泣きながら答える娘。しかもベビーカーの中には不気味な人形が乗っているらしく、「怖いから学校に行けない、行きたくない」と訴えてきました。
通学路に指定されていない別の道で登校すると先生に怒られるため、どうしても通学路を通らなければならない――娘は追い詰められていたのです。
付き添い登校
そこで私は仕事を在宅勤務に切り替えてもらい、娘と一緒に登校することに。しかし1週間、その“幽霊”やそれらしき人物は一度も現れません。娘は安心し、登校を再開。私もずっと在宅勤務は難しいため、通常の通勤に戻りました。
ところが翌日、再び泣きながら帰宅し、「やっぱり今日いたの。幽霊がいた」と震える声で訴える娘。娘の恐怖はまだ消えていなかったのです。
