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世の中には様々な恐怖で溢れています。変質者や誘拐といった事件の恐怖はもちろん、自動車や自転車による事故の恐怖。そして見えるはずのない「幽霊」の恐怖……もし娘が幽霊の恐怖を訴えてきたら……今回は私のお客様のエピソードをご紹介します。

相談

心配になった私は、ママ友を家に招き相談しました。長話を終え、ママ友が帰ろうとした瞬間、ちょうど娘が帰宅。玄関でママ友を見た娘は叫んだのです。「幽霊だ!」と。

その声に私も驚きました。娘が怯えていた“幽霊”が、まさか目の前のママ友だなんて思いもしなかったからです。

幽霊の正体とは

ママ友は日よけパーカーのフードとマスクを外し、「もしかして私のこと?」と苦笑い。娘は「あれ……人間?」と困惑した表情を浮かべました。

ママ友の1歳の娘は保育園に通っており、毎朝ベビーカーで登園しています。娘を送ったあと、ベビーカーに残るのは大切にしているブリキの人形。そしてママ友自身は紫外線を避けるため、深くフードをかぶり、うつむきながら帰宅していました。その姿が、娘には“幽霊”に見えてしまったのでした。

私が付き添っていた1週間は、偶然にもママ友の娘が欠席していたとのこと。謎が解けた娘は、今では元気に登校しています。

想像力豊かな子供たちには大人とは違った世界が見えていることでしょう。子供のたわごとだと軽視せず、その視点に寄り添ってみることで、新しい気づきが生まれることもあります。今回は事なきを得ましたが、子どもを守れるのは大人です。だからこそ、子どもの言葉に耳を傾け続けたいと思います。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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