今回は、知人の美紀さん(仮名)に聞いた、義実家での出来事をご紹介します。年末年始になると夫と一緒に義実家へ帰省していた美紀さん。義母とは良好な関係でしたが、義兄からは毎年のように料理や片づけを押しつけられていました。ある年の正月、その義兄が「昔からの決まり」を持ち出したことで、思わぬ展開になったそうです。
義実家へ行くたびに指図してくる義兄
結婚してから、年末年始は夫と一緒に義実家へ帰省していました。義母は穏やかな人なのですが、義兄は私のことを「弟の嫁」と呼び、料理や片づけをするのは当然という態度でした。
自分は手土産ひとつ持たずに来るのに、「刺し身はこれだけ?」「酒がなくなったぞ」と座ったまま注文してきます。夫が手伝おうとすると、「男を台所に立たせるなんて、嫁として失格だろ」と私を責める始末。毎年のこととはいえ、正直うんざりしていました。
「嫁は座るな」と言い出した義兄
その年の正月も、私は朝から義母と一緒に料理を用意していました。義兄は昼前にやって来ると、すぐにこたつへ。料理が並んでも、私が座る場所を空けようともしません。
ようやく準備が落ち着き、私がひと息つこうとしたときです。義兄が「まだ男が食べているだろ。うちの家では、嫁は男が食べ終わるまで座らないのが昔からの決まりだ」と言い放ちました。
そんな話、私は一度も聞いたことがありません。それでも正月早々もめたくなくて、何も言い返せずに立っていました。
