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世の中には実にさまざまな職業があります。ひと昔前には存在しなかった動画クリエイターやグラフィックデザイナーなど、新しい仕事が次々と生まれています。その中には、 “なんでも屋”という少し不思議な職業もあります。ママ友にすすめられた何でも屋の内容とは……今回は私のお客様のエピソードをご紹介します。

ハイペースで利用するママ友

翌日、Aに会った際、「紹介してくれてありがとう。家具も掃除も助かったよ」と伝えると、Aは満面の笑みで「彼、なんでもしてくれるの!」とハイテンション。

「何回も利用してるの?」と聞くと、「週2〜3かなあ? 本当はもっと使いたいんだけど!」と返ってきました。なんでも屋の料金は決して安くありません。

「そんなにお願いすることある? 家事代行のほうが安くない?」と私が言うと、Aは驚くべき利用内容を教えてくれました。

意外な利用内容

「はじめは遺品整理でお世話になったんだけど、今はレンタル彼氏をお願いしてるの! 本物のレンタル彼氏より安いし、おうちデートできるし最高! しかも紹介すると1時間無料になるの! 〇〇(私)ちゃんが使ってくれたおかげで1時間無料になったよ、ありがとう!」と嬉しそうに話すA。確かに“なんでも”屋ではありますが、まさかそんな使い方があるとは思いもしませんでした。

思い返せば、作業中に何度も「話相手になりますよ」と言ってきたり、距離が近かったり、やたらと私を褒めちぎっていたなんでも屋。のちに、彼はAを含む複数の利用客とトラブルになっていると風のうわさで聞き、私は妙に納得したのでした。

餅は餅屋。「なんでも」屋とはいえ、専門分野外のことを生業にすると大事になることもあります。利用する側も、利用される側も、一線を引いた関係が望ましいのだと改めて感じました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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