服を引っ張る小さな手
その場で待っていると、突然、誰かが私の服を引っ張りました。振り返ると、そこには探していた息子の姿が。「ママの帽子が見えたから来た」と私がかぶっていたキャップを目印に、自分で戻ってきたようです。
すぐに夫へスマホで「見つかった」と連絡を入れました。息子の手をしっかり握り、夫とはスーパーの出口で待ち合わせることにしました。
明かされた真相
スーパーの出口で夫と合流すると、夫は息子を見るなり「勝手に動いたらダメだろ!」と叱り始めました。すると息子は真顔で「パパが1人でカップラーメンのお山のところに行ったんでしょ。僕はちゃんとママのこと見つけたよ」と言い返したのです。
どうやら夫がカップラーメンの特設コーナーに気を取られ、息子から離れていたことが判明。自分の行動を4歳の息子に暴露された夫は何も言い返せず、そのまま黙り込んでしまいました。夫は最後には「パパが悪かった。ごめん」と息子に謝罪。
思わぬ形で息子の成長と頼もしさを実感しました。「夫よりも4歳の息子のほうがしっかりしているかも」と、夫婦で苦笑いした出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。
