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病気を治すために薬を飲む。当たり前のことだと思っていましたが、違った考え方をする患者さんもいるようです。今回は薬剤師の私が出会った、薬局へ来たけど薬が要らないと言い張る患者さんの話です。 

薬は要らないと言う患者

私が働く薬局に、2週間ごとに来る男性患者の佐藤さん(仮名・40代)。ここ数か月ずっとメンタル不調を落ち着かせる薬を服用しています。

その日、佐藤さんはそわそわしながら処方箋を出しました。そして受付の職員に向かい「今回は、薬はいりません。薬の説明書と手帳のシールだけください。お金は払うので」と言い始めました。

理由を尋ねると

私がすぐに駆け寄り理由を尋ねると、佐藤さんは「職場で仮病を疑われているんです。病気だから仕事内容を配慮してほしいと伝えたが、相手にしてもらえないんだ」と答えます。続けて「彼女にも病気は嘘なんじゃないかと疑われていて、つらいんです」とうつむきながら言うのです。

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