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今回は、友人の明子さん(仮名)に聞いた、親族の食事会で起きた出来事をご紹介します。体調を崩し、料理を用意できなかった明子さん。それでも何とか食事会へ参加したところ、義母から思いがけない言葉を浴びせられたそうです。

夫が何気なく暴露した秘密

返す言葉に困っていると、煮物を食べていた夫が「あれ? 母さんも、この店をよく使っているよね」とひと言。義母は慌てて否定しましたが、夫は気にせず続けます。「去年のお正月も、この店の煮物を重箱に詰めていたよね。パックを見つからないように捨ててって頼まれたけど」

さらに、だし巻き卵を食べて「母さんが毎年、朝5時から焼いたって言っている卵焼きも、この味だよね」と真顔でうなずきました。親族の視線が一斉に義母へ。義母は顔を赤くして黙ってしまいました。

天然な夫のひと言に救われた

夫は空気に気づかず、「今年からは店の人にもお礼を言わないとね」と付け加えました。親族からは笑いが起こり、「無理して作らなくてもいいよ」と私を気遣う声も。それ以来、義母が私の料理を責めることはなくなりました。

帰宅後、「今日は助けてくれてありがとう」と夫に伝えると、「何か困っていたの? 同じ店の味だから言っただけ」と不思議そうな顔。思わず笑ってしまいました。

人の手抜きを責めながら、自分の秘密には目をつぶるのは都合がよすぎるもの。悪意のない夫の正直なひと言が、義母の矛盾を明らかにしてくれた出来事でした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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