~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~
今回は、友人の雅代さん(仮名)が義実家で体験した食卓トラブルを紹介します。義父の誕生日を祝うはずの食事会で、なぜか雅代さんだけが給仕係のような扱いを受けることに。楽しいはずだった家族の集まりは、義母のひと言をきっかけに思わぬ空気へと変わっていきました。

夫が温泉旅行の目録をしまった

すると夫が「雅代の席がないって、どういうこと?」と義母に確認しました。義妹も箸を置き、「お義姉さんがほとんど作った料理なのに、本人には食べさせないの?」と問い詰めます。

義母は「昔から嫁はそういうもの」と反論しましたが、義妹は「じゃあ、私も結婚したら相手の家で残り物を食べろということ?」と一歩も引きません。

そこで夫は、誕生日祝いに用意していた温泉旅行の目録を封筒へ戻し、「妻を家族として扱えない人に、夫婦からの贈り物は渡せない」と告げました。義父が「せっかくの祝いの席だぞ」と怒ると、夫は「祝いの席で雅代を見下したのは、そっちでしょう」と言い返しました。

3人で食べた夕食

夫は私のエプロンを外し、「今日は帰ろう。夕食は外で食べよう」と言ってくれました。義妹も「私もここでは食べたくない」と一緒に家を出ることに。3人で近くのレストランへ入り、ようやく落ち着いて食事ができました。夫からは「今まで気づかなくてごめん。これからは雅代だけを台所に立たせない」と謝られました。

後日、義母から「言いすぎた」と連絡がありましたが、今後の食事会は外食にすることを条件にしています。温泉旅行も義父母には贈らず、これまで我慢してきた私へのねぎらいとして、夫婦2人で出かけることになりました。

家族の集まりだからこそ、誰か1人に負担を押しつけるべきではありません。古い慣習を理由に相手を粗末にせず、全員が気持ちよく食卓を囲める配慮が必要ではないかと感じた出来事でした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

This article is a sponsored article by
''.