体調不良を伝えると、「自分もきつい」と被せてくる夫には困ってしまいます。今回は私の友人、愛さん(仮名)家族のエピソードです。すぐに体調不良をアピールしてくる夫に対する、悪意のない息子の『検証』とは……
息子「お熱測らなきゃ!」
するとそんな夫を見て、年長の息子が「パパ、お熱あるなら早く寝なくちゃ!」と言って体温計を差し出しました。「あぁ……」と苦笑いし、言われるがままに熱を測る夫。
ピピっと鳴ると、息子は夫から体温計を奪い取り、「36.7! これ熱高い?」と聞いてきました。「いや、熱ないよ」と答える私。
息子が満面の笑みで「パパ、熱ないって! よかったね」と言うと、夫は気まずそうに「うん……よかった……」とそのまま黙って皿洗いを続けました。
下手に体調不良を言えなくなった夫
それからも、息子は私や夫が「体調が悪い」などというと「お熱測らなきゃ!」と体温計を持ってくるようになりました。
さすがに息子の前で「測ったら平熱だった」というオチを繰り返すわけにはいかなかったようで、下手に「風邪かも」などと言えなくなった夫。
私の抱えていたモヤっとした感情を、悪意のない息子が解決してくれたのでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2023年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。
