「お客様は神様」という言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。確かに商売はお客様なしには成り立ちません。しかし、この言葉を盾にして理不尽な要求を繰り返す人、いわゆるカスハラをする人もいまだにいるようで……今回は私のお客様のエピソードをご紹介します。
ランチタイムの怒号
私はビジネス街の定食屋で働いています。ある日の昼時、一人の男性客が突然大声をあげました。「さんざん待たされたあげく、頼んだものと違う定食が来た」と。
注文を取ったのは新人のギャル店員。客は「日替わり定食Aを頼んだのにBが来た」と怒鳴ります。
食い違う主張
ギャル店員は「Aが売り切れなので、Bでもよいですかと聞いたら了承いただいた」と説明。しかし客は「そんな説明は受けていない!」とさらに声を荒げました。
私が「申し訳ございません。本日のお代は結構ですので……」と伝えると、客は「金が欲しくて言ってんじゃない!」と怒号は増すばかり。ギャル店員も「説明不足ですみません」と深々と頭を下げます。
しかし客は「なんだその謝罪の仕方は? お客様は神様だろうが! もっとちゃんと謝れや!」と怒鳴ってきたのです。
