ゆっくり寝られないことにうんざりした様子の夫。「パパ風邪ひいてるんだから、遊べるわけないだろ! 」と言いました。すると子供はきょとんとして「なんで? ママが風邪ひいた時はいつも通りお世話してくれたよ〜」と一言。
一瞬ハッと何かに気付いた様子の夫は、返事に困り、「いや……そうかもしれないけど。ごめん、でもちょっと今は無理」と言って子供たちを部屋から追い出しました。
「風邪で遊べないんだって、大人なのに」
子供たちが不貞腐れた様子で私のところにやってきて、「パパ、お風邪で遊べないんだって〜。大人なのに」と夫にも聞こえるような声で不満を言いました。
本当に頭が痛いのか、やるせないのか、横になったまま頭を抱える夫。私は「大人もお風邪ひいたらきついんだよ。もう少ししたらママと公園行こうか」といって子供たちを外に連れ出しました。
平謝りの夫
公園から帰ると、少し寝て楽になった様子の夫が、「あの時は悪かった」と謝ってきました。子供たちが「大人は風邪をひいてもきつくない」と思っていたのは、自分のせいだったということに気づかされ、しっかり反省した様子の夫。
それ以来、少しずつではありますが、私が風邪をひいた時には出勤時間を調整してくれたり、朝は家事を手伝ってくれたりと助けてくれるようになったのでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て
、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。
