これは友人から聞いた話です。幼い子どもを育てながら共働きを続けていた友人。子どもが熱を出すたびに仕事を抜けるのはいつもママの役目でした。「このままでは家庭も仕事も回らない」そう考えた友人は、悩んだ末にフルタイムを辞め、週3日のパートへ働き方を変更することに。一方、夫は……
家庭を回すために選んだ働き方だったのに
子どもは体調を崩しやすく、保育園からの急なお迎えや看病は、ほとんど私の担当でした。「このままでは仕事も家庭も回らない。それに心も体力ももう限界……」そう感じた私は、思い切ってフルタイムを辞め、週3日のパートを選びました。
夫とも、「私の勤務日は、子どもに何かあったら在宅勤務で対応してね」と約束をとりつけることに成功。収入は減っても、家庭全体が回る仕組みを作れれば、それが一番だと思ったのです。
「今日は休みでしょ?」
ところが新しい生活が始まると、夫はなぜか私の休みの日ばかり在宅勤務を選ぶようになりました。「昼飯お願い」「お茶淹れてくれる?」悪気はないのでしょう。でも、そのたびに私の休みは夫の世話をする日へと変わっていきました。
一方で、本当に在宅してほしい私の勤務日に夫は出社。子どもが熱を出せば、結局パートを休んで職場へ頭を下げるのは私でした。「私は何のために働き方を変えたんだろう」そう思うたびに、虚しさが募っていきました。
