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手作りの経口補水液のレシピを試したことはありますか? 河野さん(仮名)の義母は「スポーツドリンクは砂糖だらけだから体に悪い」と、市販品ではなく手作りの経口補水液を持たせるよう勧めたそうです。しかし、その善意が思わぬ事態を招いてしまったのです……

医師の診断結果

診察した医師から「脱水症状を起こしています。熱中症の初期症状ですね」と説明を受けました。そして「ちゃんと水分は飲めた?」と尋ねられると、息子は「すごく塩辛くて飲めなかった……」と打ち明けたのです。

「えっ」と私も夫も思わず義母に視線を向けました。すると義母は気まずそうな表情で「汗をかくから塩分は多い方がいいと思って、レシピより多めに入れた」と口にしたのです。

医師は「経口補水液は塩分と糖分のバランスが重要です。自己判断で分量を変えると、かえって脱水や熱中症のリスクを高めます」と厳しく説明しました。

家族の反省

帰宅後、義母は「良かれと思ってやったことが、こんな結果になるなんて……本当にごめんなさい」と何度も頭を下げ、夫も「反対していたのに聞かなくてごめん」と私に謝ってくれました。

しかし、私は「あのとき、もっと強く断っていれば」と後悔せずにはいられません。息子のぐったりした姿を思い出すたび、守るべき私が周囲に流されてしまったのが情けなく、悔しさと怒りで体が震えました。

そんな私に、息子は「みんな、僕のためにやってくれたんだよね」と笑顔を見せてくれたのです。その言葉に救われ、私はようやく胸をなで下ろしました。それ以来、我が家では熱中症対策や経口補水液について自己流で判断せず、正しい情報を確認してから取り入れるようにしています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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