友人えりさん(仮名)が派遣社員として働いていた頃、名前ではなく「派遣さん」と呼ばれ、正社員との見えない壁を感じていました。ところが正社員になった途端、お局社員の態度が180度変わります。肩書きひとつで変わる人間関係に戸惑っていると……?
「派遣さん」と呼ばれた毎日
派遣社員として働いていた頃、お局社員の山崎さん(仮名)は、私のことをいつも「派遣さん」と呼んでいました。仕事は一緒にしているのに、どこか線を引かれているようで寂しさを感じていました。
昼休みになると、山崎さんは正社員だけを誘ってランチへ行き、「派遣さんは派遣さんだから」と私は誘われません。休憩室も別で、雇用形態が違うだけでここまで区別されるのかと、複雑な気持ちでした。
正社員になった途端の変化
その後、仕事ぶりを評価され私は正社員として登用されました。「これからは社員として頑張ろう」と前向きに考えていましたが、一番驚いたのは山崎さんの態度。
それまで一度も名前を呼んでくれなかったのに、「えりちゃん、お昼行こう!」と急に下の名前で呼び始め、毎日のようにランチへ誘ってくるようになりました。
休憩時間も「こっちで一緒に食べよう」と声をかけられ、社員になっただけでここまで変わるのかと戸惑うばかりでした。
