学級通信で青ざめる夫
そのまま新学期を迎え、娘は自信満々で観察日記を持って登校しました。驚くことに、担任の先生は娘のユニークな発想と観察力を褒め、観察日記を学級通信に掲載してくれたのです。
娘は自分の宿題が学級通信に載ったことが嬉しかったようで、帰宅してすぐに夫にも見せていました。それを見た夫は初めて内容を知り、自分の休日の過ごし方がクラス中に伝わってしまったことに気づき、言葉を失います。
娘は「だって毎日観察したままを書いただけだよ」と悪びれる様子もなく話し、夫は頭を抱えながら「これはまずいな……」とつぶやいていました。
モンスター卒業の日
私は娘が怒られてしまうのではないかと思い、夫の様子をうかがっていました。しかし、夫が取った行動は予想外のものでした。
夫は学級通信を閉じるなり勢いよく立ち上がり、「次は違うことを書いてもらえるように頑張る」と宣言しました。それ以来、休日になると子どもを公園へ連れて行ったり、家事を手伝ったりと、自分から動く姿が増えていったのです。
そんな夫の姿を見た娘は「もうぐーたらモンスターじゃないね」と笑っていました。その言葉に夫も笑顔を見せ、今では家の中でも「優しくていい旦那さん」と呼べる存在になっています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。
